研究者総覧参照


所属 文学部 人間関係学科
教職員身分 専任講師
氏名 古川博文
フリガナ フルカワ ヒロフミ
専門分野 社会福祉学、障害者福祉、地域福祉
最終学歴 大分大学大学院福祉社会科学研究科修士課程
職歴(研究歴) 1983/10-2012/3 大分県社会福祉事業団
2012/ 4- 別府大学文学部人間関係学科講師
学位 修士(福祉社会科学)
社会福祉主事
介護福祉士
介護支援専門員
社会福祉士
精神保健福祉士
サービス管理責任者(指導者)
メールアドレス hfurukaw@nm.beppu-u.ac.jp
研究テーマ キーワード 地域福祉、高齢者、地域包括ケア、地域づくり、システムの構築
具体的内容 わが国は少子高齢化という社会問題を抱えており、世界で最も高齢化が進んだ国と言われています。この問題の解決策として、高齢者が住み慣れた地域で自分らしい人生を全うできる社会を目指して、2025年を目途に整備が進められているのが地域包括ケアシステムです。2025年は団塊の世代(約800万人)が75歳以上になる年で、2025年以降は高齢者の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれています。このように地域包括ケアシステムは高齢者の介護予防、医療、福祉の充実に欠かせない重要政策ですが、課題もあります。システムの構築は自治体ベースで、地域の実情や特性に応じて整備されることとなっています。この点において各自治体の整備の進捗に差が出ることとなります。つまり、医療と介護の連携等に地域格差が生じかねません。このような地域(自治体)の現状と課題を地域包括ケアシステムの実際を通して研究を進めたいと考えています。
研究業績 主な論文 (1)2015年介護保険制度改革と地域包括ケアシステムの構築に向けた検討(単著) 別府大学紀要第57号,2016
(2)個別支援計画から見えてきた利用者支援~サービス管理責任者の役割と責務(単著) 地域社会研究第21号,2012.
(3)「介護施設における医療的ケア等について-医療と介護の境界をめぐって-」(単著) 大分大学大学院福祉社会科学研究科修士課程修士論文,2008.
主な著書
受賞歴及び社会活動 挟間町社会福祉協議会ケアマネジメント委員(平成14年-平成15年)
由布市審査会(障害認定)委員(平成18年-平成21年)
サービス管理責任者研修講師(平成23年-平成24年)
別府市地域包括支援センター運営協議会委員(平成24年- )
別府市親亡き後等の問題解決策検討委員会委員(平成26年-平成28年)
所属学会 日本介護福祉学会
日本ケアマネジメント学会
学生へのメッセージ 短い大学生活の送り方次第で、大学生活は人生のターニングポイントとなり得ます。それには目的をもち、チャレンジしていく姿勢が大切です。そんな姿勢にエールと学問を通しての何かしらのお手伝いができればと思います。専門は社会福祉学ですが、障害者福祉施設実務経験を活かした授業ができればと考えています。日本の福祉はいま「転換期」にあります。そんな福祉を身近な問題から一緒に考えていきたいと思います。
地域貢献 現在行っている活動(別府市地域包括支援センター運営協議会、別府市親亡き後等の問題解決策検討委員会)を踏まえて、「障害者の生活」「地域包括ケアシステム」、「親なき後の問題」等について実務経験を通してのお話しができます。気軽にお声をかけていただければ思います。
自由記述 前職(障害者支援施設)の経験から、障害者福祉関連の現状と課題、または「障害者ケアマネジメント」「介護」「サービス管理責任者研修」等についてお話しすることができます。関心があればお声をかけてください。


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