研究者総覧参照


所属 文学部 史学・文化財学科
教職員身分 教授
氏名 上野淳也
フリガナ ウエノ ジュンヤ
専門分野 歴史考古学(中世・戦国時代の考古学)(近世・近代陶磁史)
最終学歴 別府大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学(歴史学専攻)
職歴(研究歴) 平成17年4月 別府大学附属博物館 学芸員
平成21年4月 別府大学文学部史学・文化財学科助教(現職)
学位 博士(文学)
高等学校教諭一種免許状(地理歴史。公民)
中学校教諭一種免許状(社会)
学芸員
司書一種
司書教諭
研究テーマ キーワード 考古学一般
歴史考古学
日本考古学
物質文化学
埋蔵文化財研究
具体的内容  歴史時代の考古学、特に中世考古学を研究テーマとしている。
 特に、大友氏館跡の発掘調査を経験した後、大友氏館跡出土土師質土器の編年を通して、大友氏館内における武家儀礼の在り方と変遷を読みとる。昨今は、土器などの出土資料だけではなく、『増補訂正編年大友史料』を中心として、文献資料を考古学的な視点を用いて解析し、考古学・歴史学的な成果を合わせた編年体的「大友氏史」の叙述を試みている。
 研究対象の時代が、歴史時代であることから、出土資料における年代判定の要となる陶磁器の研究もおこなっている。
 
研究業績 主な論文 (1)「大友氏館跡出土土師器の層位学的検討」上野淳也『大分県地方史』197号 大分県地方史研究会 2006
(2)「戦国都市府内の成立過程-豊後「府中」・「府内」関連用語にみる大友氏在府論-」上野淳也『史学論叢』36号 別府大学史学研究会 2006
(3)「「豊後波越窯跡」表面採集資料による考察」上野淳也『史学論叢』37号 別府大学史学研究会 2007
(4)「豊後府内の成立過程」上野淳也『キリシタン大名の考古学』 別府大学文化財研究所 2009
主な著書 (1)『大友館跡―発掘調査概報Ⅱ―』大分市教育委員会 2000
(2)『大友府内6』大分市教育委員会 2004
(3)『下志村遺跡 第2次調査』大分市教育委員会 2006
(4)『若宮八幡宮遺跡 第2次調査』大分市教育委員会 2007
受賞歴及び社会活動 日田市皿山・池ノ鶴地区文化的景観保存調査委員会調査員(日田市教育委員会 平成19年~21年)
所属学会 大分県考古学会
大分県地方史研究会
学生へのメッセージ  考古学という学問は、先史時代のモノだけを扱う学問であると思われがちですが、文字が普及し歴史史料がある時代も、その研究対象です。
 歴史書・古文書が存在する時代を研究の対象とするということは、取り扱う資料が多く苦労することも確かなのですが、より確かな「史実」を手にすることができるという達成感をもたらします。
勿論、土の中からは、文字に記されることの無かった、現代人が知るよしも無かった「事実」が出土します。歴史考古学者は、新しい歴史像の構築に最前線で接する機会が多いのも特徴であると思います。大地に掘り刻まれた歴史である遺跡は「開かれたテクスト」なのです。
 夏の太陽の下で、共に、このテクストを読み耽りましょう。考古学研究室では、毎年発掘調査をおこなっています。参加したい学生は、上野研究室を尋ねて下さい。
地域貢献  平成19年度より、日田市皿山・池ノ鶴地区文化的景観保存調査委員会調査員として、大分県日田市の小鹿田焼きの里の文化的景観保存調査をおこなっています。最近では、日本全国の窯場の調査をおこない、近代登り窯の窯式の調査をおこなっています。
 また調査をとおして、柳宗悦の民藝運動と、彼らが褒め称えた焼き物の里の職人と里・登り窯を通して、物質文化の民俗学的な調査と考古学的な視点の融合を試みています。


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