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所属 国際経営学部 国際経営学科
教職員身分 教授
氏名 矢澤信雄
フリガナ ヤザワ ノブオ
専門分野 管理会計、原価計算、ネットワーク理論
最終学歴 東京大学大学院 総合文化研究科博士課程単位取得満期退学
中央大学大学院 総合政策研究科博士後期課程修了
職歴(研究歴) 財団法人 日本エネルギー経済研究所 主任研究員
独立行政法人 新エネルギー産業技術総合開発機構 主査
亜細亜大学大学院 アジア・国際経営戦略研究科 特任教授
学位 博士(総合政策)
メールアドレス yazawa※nm.beppu-u.ac.jp(※をアットマークに変えてください)
研究テーマ キーワード 戦略的管理会計、企業会計と国民会計の統合、ライフサイクル・コスティング、環境問題とCSRの統合、リスク会計、ネットワーク分析
具体的内容 ・経営戦略に会計学がどのように役立つかを研究しています。
・GDPと企業の会計のつながりを研究しています。
・会計学を政策評価や環境問題、原発事故問題などにどのように役立てるかを研究しています。
・ネットワークの構造分析を行っています。
研究業績 主な論文 (1)相互依存関係の理論的研究 : 2つのアクターの場合(別府大学紀要.63(2022.2),p.99-106)(単著)

(2)「競争」概念に関する考察(別府大学紀要.63(2022.2),p.127-132)(単著)

(3)「相互依存関係」概念に関する考察(別府大学紀要 62(2021.2),p. 81-86)(単著)

(4)「日本における戦略管理会計研究の発展とその課題」、『グローバル・マネジメント』第2号、pp.21-29 (2011年)、ISSN2185-3428(単著)査読有

(5)矢澤信雄、他1名『セカンド・ベストの混雑価格形成に関する一考察』、日交研シリーズA-463、日本交通政策研究会、pp.9-11 (2009年) (共著)

(6)”A case study of the application of the LC total cost index to the power generation technologies,” Proceedings of 1st IEEE TMC-JAPAN 2008 INTERNATIONAL TECHNOLOGY MANAGEMENT CONFERENCE pp.122- 127(2008年)、本論文はインターネット上のIEEE Xploreデータベースに収録(http://ieeexplore. ieee.org/Xplore/guesthome.jsp)(単著)査読有

(7)「管理会計から公会計へのライフサイクル・コスティングの拡張-日米独英発電技術のLC全コストの分析を中心に-」、『公会計研究』第10巻第1号、pp.20-36(2008年)、ISSN1345-143X(単著)査読有

(8)『LC全コストをツールとして適用した政策形成の研究-ライフサイクルコスティングの発電技術への適用を事例として-』、中央大学大学院博士論文(2008年) (単著)査読有

(9)矢澤信雄、他5名、「テーマ公募型研究開発事業の評価に関する現状と評価手法検討の方向性」、『プロジェクトマネジメント学会誌』Vol.8,No.6、pp.35-40 (2006年)、ISSN1345-031X(共著)査読有

(10)矢澤信雄、他1名、「原価企画とライフサイクル・コスティングの結合-CSRの視点から-」、『原価計算研究』Vol.30/No.1、pp44-53 (2006年)、ISSN1349-6530(共著)査読有

(11)「ライフサイクル・コスティングへの新たな取り組み-日米発電技術のLC全コスト比較を中心に-」、『原価計算研究』Vol.27/No.1、pp.83-93(2003年)、ISSN0389-4541(単著)査読有

(12)矢澤信雄、「ライフサイクル・コスティング概念の拡張―発電技術への適用―」、『原価計算研究』Vol.26/No.2、pp.17-27(2002年)、ISSN0389-4541(単著)査読有

(13)矢澤信雄、他1名、「LC全コスト指標による政策形成-各種発電技術を事例として-」、『研究 技術 計画』、Vol.15 No.3/4、pp.214-226(2000年)、ISSN0914-7020(共著)査読有

主な著書 (1)矢澤信雄、『企業会計と国民会計』、創成社、(2012年)、ISBN978-4-7944-1445-8 C3034(単著)

(2)矢澤信雄、『政策形成のためのライフサイクル・コスティング-発電技術を事例として-』、大阪大学出版会、(2010年)、ISBN978-4-87259-375-4 C3033(単著)

(3)矢澤信雄、他5名、『輸送の経済理論』セルヒオ・ハラ-ディアス、勁草書房、(2009年) 、ISBN978-4-326-50322-3(共著、翻訳)

(4)矢澤信雄、他4名、「次善の混雑価格形成」、關哲雄、庭田文近編著『ロード・プライシング』、勁草書房、pp.104-112 (2007年)、ISBN978-4-326-54813-2(共著)
受賞歴及び社会活動 (1)アジア・国際経営戦略学会役員(2008年10月~)

(2)研究・イノベーション学会評議員(2015年10月~2017年9月)

(3)研究・技術計画学会理事(非常任)(2013年10月~2015年9月)

(4)アジア太平洋管理会計学会(APMAA)理事(2011年4月~2013年12月)

(5)文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 「社会の持続的成長とライフサイクルコスティング―欧米諸国と日本との比較において― 」(2011年4月~2015年3月、研究費総額364万円)研究代表者

(6)文部科学省 科学技術振興調整費科学技術振興に関する基盤的調査「経済性分析手法とコスト算定手法の開発」 コスト算定手法チームプロジェクトリーダー(2003年4月~2005年3月、研究費総額2千万円)

(7)APEC Energy Expert Group(アジア太平洋経済協力エネルギー専門家グループ)委員(1994年5月~1997年10月)
所属学会 日本管理会計学会、アジア・国際経営戦略学会、日本国際経済学会
学生へのメッセージ ゼミの特色
①目先の流行に振り回されず、自分の独自のぶれない視点を持つことを重視する
②教養重視のゼミです。以下のような考えに共鳴しています。
「知性というものは、すごく自由でしなやかで、どこまでもどこまでものびやかに広がっていくもので、そしてとんだりはねたりふざけたり突進したり立ちどまったり、でも結局はなにか大きな大きなやさしさみたいなもの、そしてそのやさしさを支える限りない強さみたいなものをめざしていく。そして知性というものは、ただ自分だけではなく他の人たちをも自由にのびやかに豊かにする。」(庄司薫『赤頭巾ちゃん気をつけて』より)
「なんでもそうだが、そもそも学問をするということは要するにみんなを幸福にするにはどうしたらいいのかを考えているんだよ。」(同上)
地域貢献 県庁所在地である大分市の将来ビジョン
大分県庁における税務に係わる業務の更なる効率化のための調査
別府市の長期的財政課題の分析(大分合同新聞2023年4月3日掲載)
自由記述 政策評価法が2002年に施行される前から、会計学の他に政策評価や研究開発プロジェクトの評価にも参画してきました。「評価」は公認会計士の仕事である「会計監査」を更に発展させたものであると感じています。大学評価に関する調査も行ってきました。
今は、自分の書いた英文がネイティブにチェックしてもらう必要がなくなる事を目標に英文を書く練習をしています。


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