研究者総覧参照


所属 食物栄養科学部 発酵食品学科
教職員身分 専任講師
氏名 加藤礼識
フリガナ カトウ ヒロサト
専門分野 公衆衛生学・食品衛生学・疫学・保健統計学・社会調査
最終学歴 奈良県立医科大学大学院 修士課程 健康政策医学専攻
奈良県立医科大学大学院 博士課程 公衆衛生学専攻
職歴(研究歴) 平成25年~27年 奈良県立医科大学女性研究者支援センター 研究支援員
平成28年~31年 太成学院大学看護学部   兼任講師
平成29年~31年 森ノ宮医療大学保健医療学部   兼任講師
平成30年~31年 京都光華女子大学健康科学部  兼任講師 
学位 博士(医学):奈良県立医科大学
修士(医科学):奈良県立医科大学
学士(地域創造学):奈良県立大学

日本公衆衛生学会認定 公衆衛生学専門家
温泉入浴指導員
猟師(第一種銃猟・罠・網)
フグ処理士(大分県)
専門社会調査士
船舶に乗り組む衛生管理者
その他
メールアドレス h-katoh@nm.beppu-u.ac.jp
研究テーマ キーワード (1)食品衛生 ジビエ肉の安全性の研究
(2)食品防御 食品への意図的な異物混入に対する対策
(3)公衆衛生 地域医療崩壊に関する研究
(4)新規食材 昆虫食を含む新たな食材の探究
(5)温泉と健康
具体的内容 (1)有害鳥獣駆除後の野生鳥獣肉の有効利用促進のためジビエ消費が推し進められているが、ジビエ肉を摂取したことによる食餌性感染症罹患が増加している。ジビエからの食事性感染症を予防するためにどのような手段が有効かを研究している。

(2)食品への異物混入事件が頻発し、一般市民にも食の安全に関心がもたれるようになった。食品防御は偶然ではない意図的な異物混入をどのように防ぐかという理論であり、食品安全よりも一歩進んだ食の安全対策である。食品テロにどう備えるのか?一緒に考えてみませんか?

(3)人が生きる上で、医療は欠かすことのできない社会資源であるが、様々な条件下で医療アクセスが困難化する事例が散見される。なぜ医療崩壊は起こるのか?様々な視点から分析を行う。

(4)地球の食料生産能力は120億人分と言われている。人口増加が続き世界人口が90億人程度になると、十分な食料分配が行なわれなくなると言われている。食糧難時代に我々は何を食べるのか?新規食材について考えよう。

(5)新型コロナウイルス感染症による「新しい生活様式」は温泉入浴行動にどのような影響を与えたのだろうか?感染者数と入浴者数の2変数を用いて、どのような影響があったのかを検討している。
研究業績 主な論文 (1)「看護師の就労継続をエンパワーメントする因子についての研究」日本衛生学雑誌、平成27年1月、加藤礼識、伊藤雪絵、吉田有紀、水野静枝、御輿久美子、今村知明

(2)「上小阿仁村の医療崩壊要因の解明と高齢化過疎地域の地域医療の在り方の研究」公益財団法人倶進会研究年報、平成26年9月、加藤礼識、御輿久美子、野田龍也、今村知明


(3)「湯治目的の重症患者が集う温泉地と 地域医療体制の協調に関する研究」温泉科学誌、平成27年6月、加藤礼識、野田龍也、今村知明

(4)「国際的なイベントに向けた食品防御」食品衛生研究、平成29年8月、加藤礼識、神奈川芳行、赤羽学、今村知明

(5)「「バイトテロ」から食品をどう守るのか~食品防御に関わる新たな問題への対処~」食品衛生研究、令和3年10月、加藤礼識、入江晴香、土江里穂、野尻一孝、加藤華乃、神奈川芳行、今村知明

(6)「新型コロナウイルスパンデミックと温泉~新しい生活様式は温泉入浴行動にどのような影響を与えたのか?~」大分県温泉調査研究会報告、令和4年8月、加藤礼識、西田友美子、重光宏哉、阿部しず代、加藤華乃、塩見泰美


(見栄を張る意味がないので本人がファーストオーサーの論文のみを記載)
主な著書 「食品の安全に関わる一つの問題~いわゆる「バイトテロ」から食品をどう守るのか?」厚生労働科研「小規模な食品事業者における食品防御の推進のための研究」 令和2年度 総括・分担研究報告書 2021、加藤礼識、入江晴香、土江里穂、野尻一孝、加藤華乃

「フードデリバリーサービスの広がりによる食品防御上の新たな課題」厚生労働科研「新型コロナウィルス感染症対策に取組む食品事業者における食品防御の推進のための研究」令和3年度 総括・分担研究報告書 2022、加藤礼識、櫻井要、西田友美子、堀田春佳、加藤華乃、阿部しず代
受賞歴及び社会活動 <受賞歴>
平成27年3月 日本健康開発財団 第40回研究優秀賞
「湯治目的の重症患者が集う温泉地と 地域医療体制の協調に関する研究」

令和2年10月 日本公衆衛生学会総会 ポスター賞
「ジビエ肉の解体方法による汚染度の違いに関する検討」

<これまでの研究費獲得>
2021 - 2024 新型コロナウイルス感染症対策に取組む食品事業者における食品防御の推進のための研究(厚生労働科研:分担)

2021 - 2022 新型コロナウイルスパンデミックと温泉 ~新しい生活様式は温泉入浴行動にどのような影響を与えたのか?~(大分県温泉調査研究会:代表)

2019 - 2021 小規模な食品事業者における食品防御の推進のための研究(厚生労働科研:分担)

2019 - 2021 野生鳥獣肉による食餌性感染症罹患リスクの低減に関する研究(科研:代表)

2014 - 2015 湯治目的の重症患者が集う温泉地と地域医療体制の協調に関する研究(日本健康開発財団:代表)

2013 - 2014 東北地方K村の医療崩壊要因の解明と高齢化過疎地区の地域医療の在り方の研究(公益財団法人倶進会:代表)

所属学会 日本公衆衛生学会
日本衛生学会
日本医療経済学会
日本食用昆虫科学研究会
学生へのメッセージ 君自身が必ず物語の主人公・主役でありなさい。君が主人公・主役であれば、どんな辛い障壁でも乗り越えることができるし、どんなことも諦めずに頑張れるはずです。そして君が主人公・主役ならば、君を助けてくれる仲間が必ず現れます。君が主人公・主役ならば、私は君の成長を支える重要な役割に徹します。
まぁ、簡単に言うとチョイ役に甘んじるなということです。

でも、簡単に主役を張れると思わないでください。
主役の座を全力で奪い取りに行きます。
地域貢献 オリンピック・パラリンピック東京大会における食品テロ防止対策検討会 委員

行政機関や食品企業における食品防御の具体的な対策に関する研究班 研究員

大分県鳥獣害対策アドバイザー・別府市有害鳥獣捕獲隊員・環境省認定鳥獣捕獲事業者
自由記述 研究・卒論作成は4回生から始めなければならないと決まっているわけではない。興味ある分野・やりたいことが決まっているのであれば、3回生、2回生でも研究室の扉をノックしてください。


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