研究者総覧参照


所属 文学部 人間関係学科
教職員身分 准教授
氏名 池田真典
フリガナ イケダ マサノリ
専門分野 精神保健福祉、地域生活支援、精神分析
最終学歴 2015年3月 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了
職歴(研究歴) 2008年6月~2012年3月 特定非営利活動法人ICCC どりー夢共同作業所 生活支援員 2012年4月~2017年3月 特定非営利活動法人ICCC どりー夢共同作業所 施設長 2017年4月~2019年3月 日本福祉大学 福祉経営学部(通信教育) 医療・福祉マネジメント学科(通信教育) 助教
学位 博士(人間・環境学)
メールアドレス mikeda [at] nm.beppu-u.ac.jp [at]を@に変換してください。
研究テーマ キーワード 精神障害者の地域生活支援、フランスの精神保健福祉の形成過程、ジャック・ラカンの精神分析
具体的内容 これまで障害者福祉の実践に基づいた研究を行ってきました。主な研究テーマは障害者の地域生活支援と日仏の精神保健福祉の比較研究です。 2005年から2007年にかけてフランスのパリ第8大学に留学し、精神分析の研究を行うとともに、「制度を使った精神療法」(psychotherapie institutionnelle)で知られるフランスのラボルド病院、ベルギーの児童入所施設クルティユで現地調査と文献調査を行いました。 2007年からは障害者就労支援施設にて10年近く勤務し、主に精神障害をもつ人たちの相談支援業務を担当し、障害ある人の活動の場を創出する事業に従事し、後進の人材育成も担ってきました。 それらの成果を踏まえて、わが国の障害者の地域生活支援システムの形成過程について研究を行いました。とくに、1970年代から設立されてきた作業所の実践の意義について研究し、作業参加によって形成される協働関係が、精神分析的視点からみて、障害当事者の発達保障の機会提供、自己価値の回復、障害受容などの臨床的な意義がある点に注目した研究を行ってきました。
研究業績 主な論文 ①遠い父の方へ:アンドレ・ジッドの性倒錯について(査読あり)、平成16年6月、日本病跡学雑誌第67号 ②ジョルジュ・バタイユの病跡学―「享楽」と「昇華」の弁証法―、(査読あり)、平成16年12月、京都大学人間・環境学研究科、人間・環境学第13巻 ③精神分析が精神保健福祉に貢献できること、平成25年12月、精神分析的心理療法フォーラム、第2巻 ④「居場所」としての施設づくりにおける精神分析的オリエンテーションの意義(査読あり)、平成26年8月、臨床精神病理第35巻2号 ⑤博士論文「ラカン派の精神分析的オリエンテーションに基づいた施設臨床の意義」、平成27年3月、京都大学大学院人間・環境学研究科 ⑥地域通貨をモデルとした精神科リハビリテーションの事例について―精神分析的考察を手がかりにして―、(査読あり)、平成27年10月、精神科治療学第30巻10号
主な著書 ①『発達障害の時代とラカン派精神分析』、共著(第4章を担当)、平成29年6月、晃洋書房
所属学会 日本精神障害者リハビリテーション学会 日本精神病理学会 日本精神分析的心理療法フォーラム 日本精神保健福祉学会
学生へのメッセージ 社会福祉の世界はこの10数年で大きな変革を経験し、制度的にも充実したものになってきました。皆さんが就職されるときには、すでに出来上がったシステムの中に入っていくことになります。 だからこそ、自分たちがどのような信念をもち、利用者や地域の人たちとどのように関わりたいか、という主体性が問われるのです。県外からも海外からも大勢の人が集い、行き交うこの別府で、行政や地域の人たちと協力しながら、学生である自分たちだからこそ発想できること、実践できることを一緒に考えていきましょう。
地域貢献


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