研究者総覧参照


所属 文学部 人間関係学科
教職員身分 特任教授
氏名 中野明徳
フリガナ ナカノアキノリ
専門分野 臨床心理学、精神衛生学
最終学歴 東京大学大学院医学系研究科保健学専攻博士課程退学
職歴(研究歴) 帝京大学医学部精神科学教室助手 福島大学総合教育研究センター教授
学位 保健学博士(東京大学) 臨床心理士
研究テーマ キーワード 投影法、心理アセスメント、日本的精神分析、学校メンタルヘルス、スクールカウンセリング
具体的内容 人間の心をどのように理解し、どのように援助することができるのかについて探求しています。精神現象をとらえる方法は多様ですが、私の場合、意識と無意識の相互作用、対人関係の視点を重視しています。心理アセスメントの方法としてロールシャッハ法や描画法を用いており、援助法としては、精神分析の本質を踏まえた上で、日常的な日本語で問いかける精神分析療法を志向しています。また、学校に出向いて生徒、保護者、教師を対象とした精神衛生活動を行っています。
研究業績 主な論文 (1)土居健郎の臨床論―人間理解の方法と「甘え」理論 単著 福島大学心理臨床研究9号 2014 (2)土居健郎の「甘え」理論―日本語による対象関係論の創出 単著 福島大学心理臨床研究8号 2013 (3)学校と精神衛生―なぜ不登校は減らないのか 単著 こころの健康26巻1号 2011 (4)不登校と自己愛―なぜ不登校は減らないのか 単著 現代のエスプリ522号 2011 (5)中学校教師のストレスに関する日米比較―日本の教師は大変なのか 単著 福島大学総合教育研究センター紀要4号 2008 (6)スクールカウンセリング 単著 精神科治療学23巻増刊 2008 (7)教師のメンタルヘルス―小・中・高校教師のストレス調査から 単著 福島大学心理臨床研究1号 2006 (8)ロールシャッハ法と精神分析―継起分析と防衛解釈を中心に 単著 福島大学教育学部論集77号 2004 (9)気分障害のロールシャッハ・テスト―感情カテゴリーのスコアリングシステム改訂版(AISS-R)による感情の分析 共著 ロールシャッハ研究37号 1995 (10)人格障害のパーソナリティ・アセスメント―境界型人格障害のロールシャッハ・テストを中心に 単著 臨床精神医学17巻1号 1988
主な著書 (1)DVDで見る教育相談の実際 編著 東洋館出版 2009 (2)新しい実践を創造する 学校カウンセリング入門 編著 東洋館出版 2007 (3)メンタルヘルス事典(増補改訂版)共著 2005 (4)専門医をめざす人の精神医学(第2版) 共著 2004 (5)TEXT精神医学(第2版)南山堂 共著 2002 (6)メンタルヘルス事典  同朋社 共著 2000 (7)臨床精神医学講座第7巻 人格障害 共著 1998 (8)性の心理-セクシュアリティと人格の発達 単著 学校図書 1995 (9)臨床心理学大系第5巻 人格の理解1 共著 金子書房 19991 (10)臨床心理学大系11巻 精神障害・心身症の心理臨床  共著 金子書房 1990
受賞歴及び社会活動 大分県公立学校スクールカウンセラー、スーパーバイザー
所属学会 日本精神神経学会会員  日本精神分析学会会員  日本心理臨床学会会員  日本精神衛生学会会員(理事)  日本ロールシャッハ学会
学生へのメッセージ 人間の心は見ませんし、コロコロ変化するものです。ですからとても捉えがたいものです。精神現象のとらえ方は一つではありませんので、自分の関心のある切り口を探求するとよいでしょう。臨床心理学の理論を作った人をみると、多くの場合、自分の悩みと関連づけ、その解決に心を注いでいます。理論とは、まず己が救われなければ意味がありませんので、理論を学ぶ際には、その理論家の伝記を読んでください。もしその生き方に共感できれば、その理論はきっとあなたに役立つことでしょう。
地域貢献 県北地域の学校に、スクールカウンセラーとして出入りすることが多く、保護者向けの講演、教師に対するコンサルテーション、カウンセラーに対するスーパービジョンを手がけています。    
自由記述 現在大学院で臨床心理士を養成しています。カウンセラーの仕事は一見誰にでもできると勘違いされていますが、実に困難な仕事です。卒業しても研修が必要だという覚悟を持っていただきたいと思います。


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