研究者総覧参照
所属
文学部 人間関係学科
教職員身分
准教授
氏名
織原保尚
フリガナ
オリハラヤスヒサ
専門分野
法学 公法学
最終学歴
同志社大学大学院法学研究科博士課程後期(公法学専攻)単位取得満期退学
職歴(研究歴)
2010年4月 中部学院大学経営学部 専任講師
2013年4月 別府大学文学部人間関係学科 准教授(現職)
学位
修士(法学)
メールアドレス
orihara_at_nm.beppu-u.ac.jp (_at_ を@に変えてください)
研究テーマ
キーワード
法学 公法学 憲法
具体的内容
専門は、憲法学を中心とした法律学です。特に、障害のある子どもの教育を受ける権利について、アメリカの法制度や事例などを研究しています。日本でも近年、障害のある子どもの教育について、制度の変化がありますが、これからどのような制度にしていくのかといった方向性は、いまだはっきりしていないようにも見えます。その点、アメリカではどのような議論になっているのか、そしてそれは日本にも参考になることなのか、研究していきたいと考えています。
研究業績
主な論文
(1)「判断能力の不十分な人への意思決定支援に関する現状と課題―英国意思能力決定法(MCA2005)の調査をもとに―」 林眞帆・織原保尚 別府大学紀要(60号) 2019年
(2)「ハーグ条約化における子の返還とカウンセラーの関与を受ける権利」関東学院大学法学研究所 ジュリスコンサルタス(27号) 2019年
(3)「判断能力が不十分な人への意思決定支援と個人の尊重」別府大学紀要(59号) 2018年
(4)「教養教育における法律学教育の実践について」第66回九州地区大学一般教育研究協議会議事録 2018年
(5)「発達障害のある子どもに対する就学前におけるサービス提供と法的権利について-別府市の取り組みを例に-」別府大学紀要(58号) 2017年
(6)「社会保障とグローバル化」関東学院大学法学研究所ジュリスコンサルタス(25号)2017年
(7)「アメリカにおける発達障害と高等教育における配慮の合理性に関する法的基準」別府大学紀要(57号) 2016年
(8)「障害者教育法と連邦制」関東学院大学法学研究所 ジュリスコンサルタス(23号) 2015年
(9)「アメリカ障害者教育法における親の教育内容の選択と費用の求償について
―Forest Grove School District判決(2009年)を手掛かりに―」同志社法学(360号) 2013年
(10)「子どもの権利条約と障害のある子どもの教育を受ける権利」関東学院大学法学研究所 ジュリスコンサルタス(21号) 2012年
(11)「障害のある子どもの教育を受ける権利 : アメリカ障害者教育法における「無償かつ適切な公教育」について現在の解釈に関する一考察」同志社アメリカ研究(47号) 2011年
(12)「障害のある子どもの教育を受ける権利と仮の義務付けの訴え : 町立中学校への就学指定に関する仮の義務付け申立事件決定(奈良地裁平成21年6月26日決定)を主たる素材として」大島佳代子・織原保尚 同志社政策研究(4号) 2010年
(13)「アメリカ障害者教育法における『関連サービス」についての一考察」同志社法学(326号) 2008年
(14)「アメリカ障害者教育法における『無償かつ適切な公教育』に関する一考察―Board of Education v. Rowley判決を手がかりに―」同志社法学(318号) 2007年
(15)「アメリカ障害者教育法成立と背景に関する一考察」同志社法学(310号) 2006年
主な著書
(1)「法学ダイアリー」共編著 ナカニシヤ出版 2017年
(2)「憲法判例クロニクル」共著 ナカニシヤ出版 2016年
(3)「スタート憲法(第2版補訂版)」共著 成文堂 2016年
(4)「障害法」共著 成文堂 2015年
(5)「スタート憲法(第2版)」共著 成文堂 2014年
(6)「人権保障の現在」共著 ナカニシヤ出版 2013年
(7)「スタート憲法」共著 成文堂 2010年
受賞歴及び社会活動
別府市人権啓発センター運営委員(2014年~)
別府市人権問題啓発推進協議会委員(2015年~)
大分大学医学部付属病院臨床研究審査委員(2016年~2018)
別府市行政不服審査会委員(2016年~)
日出町情報公開・個人情報保護審査会委員(2017~)
所属学会
日本公法学会 関西アメリカ公法学会 比較法学会 日本障害法学会(理事)
学生へのメッセージ
大学で学ぶ時期は、非常に感覚が鋭い時期でもあります。学生時代の、今だからこそ見ることができること、感じることができることがたくさんあると思います。我々と共に、いろんな事に興味を持ち、勇気を持って学習していきましょう。
地域貢献
現在は憲法学を中心に研究、授業ををしております。憲法学や法律学の一般的な話などをすることができます。また今後、障害と法をテーマとした研究なども進めて行きたいと考えております。
自由記述
別府八湯温泉道名人(6476代)
PAGE TOP