研究者総覧参照


所属 文学部 国際言語・文化学科
教職員身分 教授
氏名 篠崎悠美子
フリガナ シノザキ ユミコ
専門分野 日本画
文化財保存科学(文化財保存修復)
最終学歴 東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻保存修復技術日本画専修 修了
職歴(研究歴) 日本画制作
文化財保存修復(書画)・彩色文化財
学位 芸術学修士
学芸員
教員免許;中学校専修・高等学校専修
研究テーマ キーワード 文化財保存修復(書画)・模写
彩色文化財
日本画・伝統絵画技法
日本画
具体的内容  日本画は墨・胡粉・朱・泥絵具・岩絵具や金・銀などを膠という固着材で描く技法で、日本では1200年以上前から使われてきた絵画技術です。伝統的な日本絵画の修復にはこの技法の知識が欠かせません。また、古い絵画の模写は技法の習得やその時代の絵画観への理解を深め、現代に残され伝えられてきた文化財を技術とともに後世に伝える役目があります。
 さらに、絵画だけでなく建造物や彫刻(仏像)などの彩色された文化財の復元にも努めています。
研究業績 主な論文
主な著書 (1)『天籟』『夢の柩』 1996年 東京銀座・ガリレアグラフィカbis
(2)『鳥の門』 1996年 京都・国際インパクトアートフェスティバル
(3)『出現』 1998年 東京・ワコール銀座アートスペース
(4)『降楽わたる』 2000年 東京・松坂屋画廊「聿の会」
(5)『空』『地』『応』 2001年 東京・石川画廊
(6)「菩提僊那像彩色』 2002年 奈良・東大寺
(7)「踏歌神事面彩色』 2003年 名古屋・熱田神宮
(8)「随神像一対復元彩色」 2006年 香川県直島・八幡神社
受賞歴及び社会活動 文化財保存修復学会運営委員(平成16年4月~平成19年3月)
大分県文化財保護審議会委員(平成18年4月~現在)
九州国立博物館客員研究員(平成18年2月~平成20年1月、平成20年8月~現在)
九州文化財交際交流基金理事(平成21年4月~)
大分市・教尊寺経蔵保存修理委員会委員(平成21年~)
所属学会 文化財保存修復学会
学生へのメッセージ  現代に残されて伝えられているモノは、長い年月にわたり先人が大切に保管し修理されてきた努力があってのことです。また、伝承される様式はモノの形の中に技術であったり、技法であったりして継承されてきました。幾多の世代に伝えられたモノは有形・無形を問わず、次の世代に伝えたいものです。文化財を研究していると、モノだけでなく材料や技法が遠い国と繋がっていることがわかります。文化は、地域・地方、日本、アジア、そして世界へと関係を広げていきます。自分の文化を守ることと他者の文化を守ることは同じように大切なことです。
地域貢献  文化財的な視点から伝統的な日本の顔料や技法(日本画も含め)、彫刻(仏像)などの復元彩色について、また、文化財保存をモノや技法だけでなく材料・用具の面からも講演をしてまいりました。今まで地域の住民が守ってこられた仏像・絵画・絵馬などが、文化財の視点から危機的な状況になっていることを残念に思います。「守る」ことの共通認識の大切さを痛感し、少しでも伝えられたらと存じます。


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