研究者総覧参照


所属 文学部 国際言語・文化学科
教職員身分 非常勤講師
氏名 仲嶺真信
フリガナ ナカミネ マサノブ
専門分野 日本美術史、東洋美術史
仏教美術
最終学歴 早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻
職歴(研究歴) 昭和54年4月 別府大学文学部助手
平成8年4月 別府大学文学部教授(現職)
学位 修士(文学)
メールアドレス nakamine(あっとまーく)nm.beppu-u.ac.jp  
 *(あっとまーく)箇所を@に変換して通信してください。
研究テーマ キーワード 仏教美術、日本美術史、東洋美術史、石窟、石仏
具体的内容 中国の石窟仏や単独仏をはじめとして、多様に展開する仏教美術ついて様式的研究を行っています。また、日本の仏教美術における大陸美術との関連性に注目しながら、その具体的展開についても研究しています。石仏は大陸のみならず、日本でも優れた作例が見られます。その典型が、石仏では第1号の国宝となった臼杵石仏(磨崖仏)群です。遺跡の規模はインドや中国の代表的石窟に較べると、いくぶん小さいが、その特徴は、中国石窟に淵源を持つ石窟(磨崖仏)構造と裳懸座にあります。一方、仏教美術研究の一翼として、仏教における荘厳や象徴についても、例えば天蓋や宝珠(如意宝珠、摩尼宝珠)等についても幅広く様式史の観点から調査研究を行っています。
研究業績 主な論文 (12)「雲岡石窟に於ける宝珠をめぐる諸問題」芸術学論叢第3号(別府大学)1980年
(11)「龍門石窟の復元-パリ・ギメ博物館所蔵旧蓮華洞迦葉像頭部を中心にして」芸術学論叢第6号  1984年
(10)「龍門北魏窟における〈宝珠〉の表現と展開-非珠の宝珠を中心として-」別府大学アジア歴史文化研究所報第3号 1985年
(9)「大正期における臼杵石仏の研究について」芸術学論叢第12号 1996年
(8)「臼杵・ホキ石仏第二群第一龕仏の成立年代について」仏教芸術229号 1996年
(7)「『日本石仏小譜』と小川琢治博士」芸術学論叢第13号 1999年
(6)「松島健氏の〈臼杵磨崖仏の成立試論〉(国華1215号)を批判的に検討する」芸術学論叢第14号  2001年
(5)「昭和前半期における臼杵石仏の研究」芸術学論叢第15号 2004年
(4)「いわゆる天蓋についての再検討 ―仏教美術における華蓋を中心にして―」芸術学論叢第17号  2007年
(3)「會津八一と大分の石仏-大正十-十一年間における古美術遍歴を中心に-」芸術学論叢第18号  2009年
(2)「臼杵石仏の紹介と研究ー小城長次郎の日記を中心にしてー」別府大学大学院紀要第19号 2017年
(1)「瑞典皇室と臼杵石仏」別府大学紀要大58号 2017年

主な著書 (3)共著 賀川光夫編『臼杵石仏』吉川弘文館 1995年
(2)共著 吉村怜博士古稀記念会『東洋美術史論叢』雄山閣 1999年
(1)共著 大分合同新聞社編『大分の文化遺産-世紀を越えて-』大分合同新聞社 2001年

受賞歴及び社会活動 NHK文化センター大分支社「講座 大分の神と仏を訪ねる」講師
所属学会 美術史学会、九州芸術学会、早稲田大学美術史学会、密教図像学会、日本協同教育学会
学生へのメッセージ 仏教語の中には日常語になってしまい、あまりそれと気づかない言葉もあります。例えば普段よく行う「挨拶」は、禅から生まれています。その意味は「門下の僧と押問答して、その一言一句から、その者の悟りの深さをためしてみる」ということであり、これが転じて「お互いに言葉を交わす」という意味、さらに分化して「受け答え」、「返礼」、「お辞儀」、「仲裁」等の多義が見られます。実は、仏教美術にもこのような興味深い事が発見されます。「すしのシャリ」は、米粒のことを指し、銀シャリとも言います。これは元々釈迦のお骨(舎利は梵語サリーラの音訳で仏陀の遺骨)から始まった言葉です。米粒を釈迦の舎利と見立て、厚く信仰したことが事の始まりです。この舎利を安置した場所が、三重塔や五重塔等の仏塔(卒塔婆:梵語ストゥーパの音訳)です。このように仏教美術と関わる事柄は、多々あり色々調べると奥が深くとても面白いのです。
地域貢献 日本美術史及び仏教美術が専門。図書館・公民館・カルチャーセンター等での講演も行っています。また地域のカルチャーセンター主催の仏像探訪の研修にも講師として同行し、現地解説をしています。平成26年耶馬溪・羅漢寺国重要文化財指定記念シンポジウムを中津市と共催、平成28年臼杵石仏国宝指定20周年記念シンポジウムを臼杵市と共催、いずれもシンポジストとして参加しました。
自由記述 「考える力」や「文章表現力」等を養うためには、何よりも図書館を利用しての読書(紙媒体)が重要です。論文・レポートの書き方に関する相談にも応じますので、是非とも気軽に利用してください。


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