研究者総覧参照


所属
教職員身分
氏名 木村 聡
フリガナ キムラ サトシ
専門分野 日本近代史 政治史 政治外交史 軍事史
最終学歴 2021年3月 北海道大学 大学院 文学研究科 博士後期課程 修了 
職歴(研究歴) 2021年4月 防衛省 防衛大学校 総合安全保障研究科 特別研究員(~2022年3月)
2021年4月 外務省 外交史料館 アジア歴史資料センター協力室 非常勤職員(~2022年3月)
学位 博士(文学) 北海道大学
メールアドレス s_kimura@nm.beppu-u.ac.jp
研究テーマ キーワード 日本海軍 日本陸軍 海軍 連合艦隊 戦史 米内光正 山本五十六 末次信正 豊田副武 太平洋戦争 新聞 
具体的内容 海軍の出先機関である連合艦隊は、単に海の上で戦っただけでない。彼らの戦いは、同じ太平洋戦争を戦った陸軍に多大な影響を及ぼしたのみならず、大正・昭和の政治や外交にも少なからず存在感を発揮している。連合艦隊を通じて、政治史、外交史、軍事史を架橋する研究を行っている。
研究業績 主な論文 「友鶴事件と海軍軍縮条約脱退への道」軍事史学会編『軍事史学』57巻第2号2021年9月
「連合艦隊の政治運動:末次信正長官期を中心に」日本歴史学会編『日本歴史』868巻2020年9月
「ワシントン海軍軍縮後の連合艦隊 : その制度の変遷と戦争指導の分裂」史学会編『史学雑誌』128巻8号2019年8月
「ワシントン軍縮後の海軍大演習 : 広報活動としての視点から」軍事史学会編『軍事史学』55巻第1号2019年6月
「美保関事件と日本海軍 : 表象のなかの連合艦隊」日本歴史学会編『日本歴史』850巻2019年3月
主な著書 なし
受賞歴及び社会活動 なし
所属学会 史学会 日本歴史学会 軍事史学会 北大史学会 北海道歴史研究者協議会 大阪歴史学会 
学生へのメッセージ 「事実に基づいて意見を述べる」。これが大学における学びと研究の大前提です。大学では、科学としての学問を学びます。何を、どのように解釈して事実を確定したのか。その事実を、どのような尺度からどう評価したのか。自分が意見を述べる時も、何か本や論文を読むときも、このことを意識してください。
地域貢献
自由記述 太平洋戦争から80年が過ぎ、冷戦終結からもうすぐ50年になろうとしています。そろそろ太平洋戦争の歴史研究について、戦史を含めた総合的な研究が、特に、分裂した陸海軍の戦史を統合した研究が表れてもよいと考えています。その第1号となれるべく、研究を進めてゆきます。
学生たちにはその最新の研究成果を教材に、学問とはなにか、考えるとは何か、ということを感じ取ってもらいたいと考えています。近現代の政治史や戦史研究は良くも悪くも毀誉褒貶の多い分野です。その中で、他人に流されない、自分自身の知識や見識ということを身に着けてくれたならば幸いです。


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