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所属 文学部 史学・文化財学科
教職員身分 教授
氏名 友永 植
フリガナ トモナガ ショク
専門分野 中国史(唐・宋時代政治制度史)
最終学歴 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学専攻)単位取得満期退学
職歴(研究歴) 昭和61年4月 別府大学短期大学部講師
平成 1年4月 別府大学文学部助教授
平成 9年4月 別府大学文学教授(現在に至る)
平成 9年4月 別府大学大学院教授(現在に至る)
平成10年4月 別府大学学生部長
平成20年4月 別府大学文学部長
平成21年4月 学生募集統括本部長(現在に至る)
令和 4年4月 別府大学学長(現在に至る)
学位 修士(文学)
メールアドレス tomo@nm.beppu-u.ac.jp
研究テーマ キーワード 中国史、唐宋、内官、三班、都監
具体的内容 中国史における唐から宋への展開は「唐宋変革」と称され、大きな時代の転換が看取されます。その政治・制度史における特色が、唐中期以降の皇帝権の伸長で、一般に宋に至って「皇帝独裁体制」が確立したと認識されています。私はこの皇帝独裁体制確立の過程を、唐代の内官(宦官)や宋代の武官の動向を分析することを通して明らかにしようとしています。
研究業績 主な論文 (1)「唐代中使考」(『史学論叢』48号、2018)
(2)「唐供奉官考」(『史学論叢』38号、2008)
(3)「五代内官考」(『史学論叢』35号、2005)
(4)「宋都監探原考(三)-五代の州県都監-」(『史学論叢』34号、2004)
(5)「宋都監探原考(二)-五代の行営都監-」(『別府大学アジア歴史文化研究所報』14号、1996)
(6)「宋都監探原考(一)-唐代の都監-」(『別府大学紀要』37号、1996)
(7)「不空訳「仁王護國般若波羅蜜多經」小考」(『別府大学紀要』35号、1994)
(8)「内東門司考」(『史学論叢』21号、1990)
(9)「寄班祗候考」(『史学論叢』19号、1989)
(10)「北宋三班使臣考」(『別府大学短期大学部紀要』7号、1988)
主な著書 (1)『宋代の社会と文化』(汲古書院、1983)
受賞歴及び社会活動 別府市市民講座(『十八史略』を読む)講師(平成6年、現在に至る)
ホームワイド育英財団奨学金選考委員会委員(平成10年~現在に至る)
日本高等教育評価機構評価員(平成17年~19年、20年再任)
別府青山高校(現在、別府翔青高校)学校評議員(平成25年~令和3年)
別府史談会 会長(平成26年、現在に至る)
大分県人権教育推進計画改訂検討委員会 委員(令和3年)
所属学会 東方学会、宋代史研究会
学生へのメッセージ 「モノ」を作ることの面白さは皆さん等しく感じるところだと思います。この面白さは文系の学問においても味わうことができます。材料となる資料を集め、それを組み合わせて自分なりの考えを作り上げて行く、「モノ作り」そのものです。本学の史学・文化財学科では教員が顧問となって自主ゼミ活動(研究室活動)を展開しています。歴史や文化についての興味・関心が一致する学生諸君が集い、先生方の研究室を拠点に「モノ作り」に取り組んでいます。私の研究室では中国史に関する勉強会を行っています。興味のある方は一度研究室のとびらをノックしてみてください。
地域貢献 私は中国史を研究していますので、中国史ないしは日本と中国の文化交流史、あるいは現代アジアの政治問題等について講演などをお引き受けしています。


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